発酵食品とファスティングで結果が出る!

発酵食品とファスティングで結果が出る!

確実に痩せるダイエット

 

従来のダイエットは、消費カロリーが摂取カロリーより上回れば痩せるという理論を推奨してきました。そのために、筋力トレーニングで消費カロリーを増やしたり、低カロリーをうたったダイエット食品を食べたりして摂取カロリーを減らしてきたと思います。実際には、効果がありましたか?

 

確実に痩せるダイエットは存在するのでしょうか?

 

筋力トレーニングをしたことでふくよかなビフォー写真からモデル並みのスリムなアフター写真になったことをうたうエクササイズジムが話題になっています。確実に痩せていますが、その肉体はいつまで保てるのでしょうか?摂取カロリーが0だったら、心配はありませんか?ダイエット食品、とくに胃の中でかさばるけれども空のカロリーのものを食べることにより空腹感を紛らわせます。コンニャクを食べている場合がこれです。摂取カロリーの軽減により結果を出す方法も有名です。ダイエットバーは、約100キロカロリーしかありません。しかしこれは、いつまで行うのでしょうか?

 

その答えは発酵食品による断食!

 

カロリーという考え方を一度、忘れてください。先にダイエットの答えは「断食」だということをお伝えします。断食とは、食べ物が入ってこないのだから、前述のコンニャクと同じじゃないの?と、思った方もいらっしゃると思います。しかし、断食は何も食べない時期を作るということです。コンニャクを食べたとき、動いてしまう胃や腸を動かさないということです。胃や腸にしっかり休んでもらい、身体をリセットするということなのです。断食とは英語でファスティングといい、イスラムのラマダンに始まり、キリスト教でも恵まれない誰かのために食事を我慢してその分を施しにするという考えがあります。日本でも仏教の中に修行として取り入れているところがあります。胃や腸をしっかり休ませると、その後太りにくい身体をつくりあげることができるのです。宗教の修行で使われるほど断食は簡単ではありません。それなりに厳しい手法です。しかしながら、方法が分かると慣れが生じ、リピートする方が少なくありません。理由は、心が落ち着き、ダイエットの方法として自分で行い時に行えるようにコントロールが利く手法だからです。

 

発酵食品による断食だと確実に痩せる理由

 

食べないのだから、痩せるのは当たり前。その通りです。食べない数日を経験したことで体質が変わり、その後の食事でも必要な栄養を吸収でき、リズムのいい排泄ができる身体になるのです。まさにそれは、幼虫だった芋虫がさなぎになり、蝶に変身することに似ています。メタモルファーゼです。現代人、特に日本人の食生活は、糖質に依存しています。食生活が糖質依存症になっている方が多いのです。統計では、日本人の死因は「大腸がん」が一位です。リセットされる主な身体の部位は腸です。ここで腸内フローラが形成され、継続した健康な状態が手に入ります。

 

その他の方法が確実でない理由      

 

前述の筋肉を大きくした場合、その分のカロリーを必要とするために炭水化物が多い食品をたくさん取ります。糖質を摂るとインシュリンが出るのです。インシュリンは、脂肪の代謝を阻害します。筋肉を保つ分をグリコーゲンとして貯蔵、余分があれば脂肪となり体重を増やしていきます。また、腸が汚いままでしたら、排泄が行われません。排泄物が腸内で腐敗することもあるのです。結果として、体重が増えます。

 

そこで、酵素ジュース、味噌汁、甘酒など固体でない液体による一食抜く方法、1日から3日程度断食する方法が各社紹介しています。

ダイエットのために、栄養補助食品のボトルを手に取るとラベルに必ず書いてあるのは、「定期的な運動をしましょう。食生活は、主食、主菜、副菜、を基本に食事のバランスを」という内容の注意書き。確実に何もせず痩せるという方法はなさそうです。でも、ちょっと待った・・・。

 

ダイエットで確実に痩せる為には?断食が有効かも

 

日々生きていくということは、学校や仕事、そして家事をすることです。人間は社会的な動物ですから、お付き合いもあり普通の食事も口にします。ずっと宇宙食のようなもの(ダイエットバー等)を食べているわけには、いきません。食べ物は、あなたの都合のいい成分だけを吸収して、いらない成分は受け付けないというわけにはいきません。ポリフェノールといえばワインということで飲んでいてもアルコール摂取が多ければ肝臓に負担がかかります。ドリンクセットを注文するとき、コーラを頼むのか?お茶を頼むのか?で違いがあります。つまり、何を口にするのか?は、あなたが選ぶことができるのです。ドイツのことわざには、「あなたはあなたの食べたものでできている」と、いうものがあります。

 

候補は3

「断食」、「糖質制限」そして「運動」が普通食を食べつつもできる方法です。食べない期間を作る「断食」。日々の生活で糖質にあたるものを排除していく「糖質制限」では、日本人の主食であるご飯が排除対象になります。小麦も避けますので、パスタ、パン、ピザなど食べられなくなります。普通食は、麺一食にしても糖質を摂り過ぎてしまうのです。そこで、制限です。糖質をぬいた食物繊維を代用したコンニャクラーメンなどを思い浮かべてください。実は、現代の食事はほとんどが加工食品。知らない間に糖質の中でも中毒になりやすい果糖などが入っていることもあります。糖質(ブドウ糖、果糖)はインシュリンによる代謝で一部がグリコーゲンとして筋肉に貯蔵されます。ほんの一部が脳のエネルギー源になります。しかし、残りのほとんどが中性脂肪へと代謝。あなたの体重が増える原因です。「運動」では、筋肉を鍛え、再構築することにより代謝をよくします。常に燃え続ける身体を作るのですが、同時に大量のエネルギーになる糖質を摂る必要があります。

 

断食がおすすめ

「糖質制限」のような面倒臭い方法をとることもなく「運動」のように時間とエネルギーを消費する必要がないのが、「断食」です。料理すらする必要がありません。(笑)「断食」は、お手軽というだけではありません。糖質から得たブドウ糖が1日で枯渇します。糖質が枯渇すると脂肪やタンパク質から糖新生を行います。ブドウ糖を体内合成し利用する為です。また、ブドウ糖以外に脂肪から脂肪酸やケトン体を合成しエネルギー源として利用します。特に素晴らしいことは、小腸がきれいになり栄養を吸収する効率をよくし、きれいなサラサラ血液を造る点です。小腸が汚れていると脂質やコレステロールを吸収します。それらが多いドロドロの血が身体中に運ばれあちこちに脂肪をつけていきます。結果として肥満します。肥満は、万病の元です。また、大腸は長い時間かけて腸内にこびりついたいわゆる宿便が「断食」によって排出されます。大腸がきれいになるとリズムのいい排泄が行われます。

 

糖質制限と運動だけでは確実と言えない       

「完全糖質制限」は、受身です。糖質を制限してもまだ、エネルギー源は糖質です。「断食」は、能動的です。この場合のエネルギー源は、自分の脂肪から作った脂肪酸とケトン体です。「断食」をすることで自分の脂肪を燃やすことが常になります。小腸と大腸が詰まった状態では、栄養吸収率がよくなりません。「運動」だけでは、やり続けなくてはならない点と必要以上に摂取した糖分を身体に蓄積してしまう点でマイナス要因になります。是非、「断食」という言葉にアンテナを立ててみてください。

 

 

発酵ソムリエとしても深く掘り下げてこのテーマを見ていきたいと思います・・・。