【発酵ソムリエ】舟納豆工場見学に行ってきました。
舟にのった「厳選された大豆の納豆」だったら、舟納豆!
煮た大豆に枯草菌の一種、バチルス菌の納豆菌を付ければ、納豆になります。
パンデミックの今、納豆が注目されています。その理由は、ビタミンKがCovid19に対し有効であるとオランダの研究で証明されました。
その他、インターロイキン6やNK細胞の活性化で、腸内細菌を元気にして免疫機能が改善されます!
水戸は、納豆で有名ですが、パンデミックな今、工場見学は、閉まっている中が少なくないのですが、舟納豆さんは違いました。
那珂市に、水郡線で行きましょう。1時間に1本あるかないか?というローカル線。
こちらの会社、先代の女将さんが赤スギで作った舟形の器に納豆を入れ商品化してヒットしました。
今では、小粒納豆は、この舟納豆です。種類も豊富で、大豆も千差万別です。なんと、そばの実やもち麦が混ざっているバージョンがあります。
そして、それぞれに最高の組み合わせである「わさび」や「からし」がついています。
特に大粒は、ワッパの器で別のラインとして用意されています。一番お高いのは、品質も高い丹波篠山の黒豆を煮た納豆です。工場見学のクイズで、値段当てをします!
さて、菌は三種類が納豆業界ではありますが、一から培養してるタカノフーズさんと違い、ブランドの納豆菌を入荷して希釈し、使いきるところが面白いと感じました。
何故ならば、最近では自宅で枇杷の葉などで納豆として自分で作っている人がいますが、ワイルドですね。
調べてないので、自然のものから拾うのは何の菌か?謎だそうです。納豆バチルスは藁から培養されたサラブレッドです。ブランド菌の由来です。
そして、釜から出た大豆に納豆菌を噴霧するのですが、延々と続くんです。機械にもふんだんに。
やがて、冷蔵庫に入れて冷たくし、熟成され製品となり出荷されます。
納豆は、耐えられるのは80度と記憶してましたが、厳密には、菌自体は120度まで耐えられるから、強いのです。昔、藁を煮て他の雑菌を殺したものを器にみたて納豆を入れてました。
納豆が藁の中に入っているのは、伊達ではないのですね。
肝心の納豆菌の中にある栄養素、ナットウキナーゼやビタミンKが80度で完全に壊れます。そのため、納豆汁やチャーハンでも少し温度低いくらいで投入がおすすめです。
ご飯をよそったら、少し冷ましてから、納豆を入れて食べましょう!ということです。
納豆が製品になった後だから、藁の必要はないのです。舟(赤杉)は、裏庭にある川を通る舟にヒントを得たそうです。
那珂市は、クラフトビール工房のヒタチノクラフトビール、木内酒造(菊盛)さん、きのこ🍄🍄🍄博物館もあり、発酵に強い地域かもしれないです。
ヒタチノ・クラフトビール ↓ ↓ ↓
きのこ博士館 ↓ ↓ ↓
公共交通機関で行ける舟納豆は、おススメです。工場近くには、本店があります。コロナで試食できませんでした。残念。
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