【発酵ソムリエ】醤油!覚心が伝えた中国修行時代・・・お寺の味噌
千葉の醤油蔵を廻ってきた話を和歌山の醤油蔵で披露し感激される!
湯浅は、大阪から2時間特急に乗っていきます。
長野県の松本にあった「信州味噌研究所」の所長のお話で覚心が鎌倉時代に長野県から修行にいき、味噌を持ち帰った感動ストーリー。
ということに長野県民は、ホコリをお持ちでした。
そしてこの和歌山の漁師町に覚心のストーリーは続き、飛行機のない時代、船にのって・・・中国からどうにかたどり着いたのはこの「和歌山」でした。
和歌山で自分のいたお寺「金山寺」で美味しいおかずがあったのだと伝承。そう、ここでポイントは、食材もってきたわけじゃないということ。(何日もかけての旅)街の人は、地元のなすやきゅうりをいれて、そのお寺のおかずをつくりました。
そして、この野菜を入れたことで上澄みの液体ができ、これが美味しい!ということで「液体発酵調味料・醤油」がほしくて、野菜をつけこむ味噌を仕方なく作ったというもののいいよう。
ときは、流れ、熟成するための木樽にも素晴らしい微生物群がやどり、蔵にも蔵付き酵母がやどり、町並み保存地区に古くからある「角長」さんでは、生醤油をつくっています。(火入れをしない)
ビジネス的に大きく展開しているのは、湯浅醤油さん。なんと今、ボルドーに醤油蔵をつくる計画を実行中。実際、関空も近く香港人がたくさんやってくるばかりか、製品ラインには「ハラール(モズレム用)」まであります。
この和歌山の手作り醤油さんたちが世界を相手に勝負するには、すでに千葉県からでたあの野田や銚子の大企業醤油やが立ちはだかっているのです。ですが、生産者さんと話をしていく中で、「千葉の醤油やは、我々のことなんかわかっていないでしょうから」と卑下されるのです。
いえいえ・・・野田も銚子もすべての醤油蔵を訪問しようとする「発酵ソムリエ」のフィールドワークからお伝えすれば。。。
「和歌山の醤油職人が黒潮にのり千葉県に到着した。和歌山醤油のDNAを搭載・・・」というノリで野田も銚子も・・・会社説明が開始されるとお伝えしました。湯浅醤油の作りてさんは、喜んでいました。#発酵ソムリエ #湯浅 #覚心 #野田
https://www.yuasasyouyu.co.jp/
実は、作り方が手作り感いっぱい、なのでお高い。スターシェフが、料亭で出す・・・というのにピッタリかも。一番の違いは、香りです。
もうひとつ、ここ湯浅では、キーワードが「金山寺味噌」ところが、黒潮にのって千葉にいくと「金山寺」は、消えます。
そして、同時に生産される味噌が、武田信玄の右腕になったとこでみそがながのへ。