【発酵ソムリエ】乳酸菌学会に行ってきました。
もはや乳酸菌ヨーグルトレベルの話ではなく、傷んだ身体を素晴らしいコンディションへ
- 2019年11月22日
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[10:00-10:10] - 開会挨拶 ※乳酸菌学会のページをコピーしています。「 」は、個人の感想です。
- 実行委員長 日本大学 川井 泰
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[10:10-11:00] - 教育講演①
乳酸菌の分類・同定法の変遷と多様性
東京農業大学 遠藤 明仁 - 「これは、ヨーグルトの定義がわかっている人ならば、乳酸菌学会がビフィズス菌の話をするのにもこだわる点を再確認できる内容でした。」
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[11:00-11:50] - 教育講演②
「プロバイオティクス」,「プレバイオティクス」概念の変遷の歴史と今後の展望 - 株式会社ヤクルト本社 左古 知行
- 「コーヒーやシャンプーにもプロバイオティクスの商標がついていたアメリカで感じたのは、この動きです。プロバイオティクスは生きた菌が入っている商品なので、
冷蔵中の飲料などでないといけないわけです。歴史から学びなおしました。」 - »
[11:50-13:30] - 昼休み
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[13:30-14:20] - 通常講演①
動きの可視化から紐解くバクテリアの新しい世界
学習院大学 中根 大介 - 「プレゼンが特に上手な講師でした。鞭毛を使って前に進むのか?方向転換するのか?動画を使いわかりやすく説明してくれました。らせん構造で、前後に違う向きに回すと前進するなど!面白い世界でした。」
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[14:20-15:10] - 通常講演②
マイクロ流体デバイスを用いたバクテリア・シングルセルゲノミクス解析およびその応用
早稲田大学 竹山 春子 - 「たったひとつの細胞を取り出すとその得意性が読み取りやすく、シークエンサーで使ってしまうとなくなってしまいます。有用だったとわかっても複製できる可能性をもつなど、最先端として講演後も質問が飛び交っていました。」
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[15:10-15:30] - 休憩
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[15:30-16:20] - 通常講演③
腸内細菌のムーンライティングタンパク質を介した宿主定着とその解析技術-組織透明化を中心に-
慶應義塾大学 西山 啓太 - 「組織透明化の段階で、マウスに界面活性剤を注射し続けるとタンパク質がとけて、透明マウスになるところが怖かったです。腹部だけ切って、小腸を取り出して、好んでその先に進む菌をマーカーをつけてあぶり出すお話は興味深いものでした。」
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[16:20-17:10] - 通常講演④
オルガノイドが切り拓く腸内細菌研究の新時代
慶應義塾大学 佐々木 伸雄 - 「ES細胞と同じく幹細胞をシングルセルとして取り出し、シャレーの中で増やし形こそ違え、大腸もどきを作り、難病の肝臓炎の患者にだけ寄生する菌を特定して抗生物質でやっつけるというお話でした。これが乳酸菌学会で講演されているということに驚きました。」
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[17:10-17:20] - 閉会挨拶
日本乳酸菌学会会長 関西大学 片倉 啓雄 - »
[17:30-19:30] - 情報交換会
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