【発酵ソムリエ】きのこ(食物繊維)と相性がいい発酵食品
宇都宮の県立博物館へ。しいたけだけでないきのこを深めてみると・・・。
しいたけ・なめこ・・・以外には、よく知らない?
きのこ界は、このところ。「エリンギ」「ビッグマッシュルーム」「ブラウン・マッシュルーム」など新しいきのこがどんどん世の中に出てきます。
行くべきだったのは、茨城県だったのに、間違えて「宇都宮」へ。
http://www.ibaraki-shokubutuen.jp/shisetsuannai/kinokohakase
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/
今年は、日本生物工学会の学会発表会に行けなかった(新型コロナでオンライン・限定正会員のみ)ので、きのこに詳しい学会員さんにきのこの良さを聞いてみました。
場所は、宇都宮県立博物館です。日光でだけとれる「マンネンハリタケ」と「ニッコウフクロゴケ」もみることができるのです。
前出のものは、まあきのこですが、もうひとつのは、苔です。ただ、苔も英語だとFUNGIに入ります。
何しろ、糀もフンギ(きのこ)なのですから。毒キノコと言われているものは、人間の腸では消化できないので
身体を通過していくだけ、つまり下痢というものもあります。そこで、低分子化され下痢をおこさないものが
よいきのこでしょう。しかし、きのこは、菌が土の中から木をつかって外に出したもの・・・考え方によっては、木をつかって野菜をつくって
くれると思ったら素晴らしいことです。栄養素は、食物繊維だけ。つまりやはり人間には消化はできないものなのです。
(人間様のあたたかい体内で善玉菌だけが、食物繊維をエサとして繁殖できるということですね。)
何しろ、免疫力を伸ばすことが新型コロナの感染者が増えている中で注目される腸にいい食物。
それは、発酵食品・・・これを腸内に活かせるかたちで摂取することだと言われるのです。
例えば、野菜炒めなどと納豆。生野菜&果物とヨーグルト。
味噌汁も具が多いほうが美味しいなどといっても切ったり、油揚げは油をきったり、面倒くさいという意見が多いのです。
きのこ類は、なんと今は洗わなくていいそうです。石づきだけとって、食べやすい形にしたら、一回煮てできあがり。
もっと言えば、欧米人は、きのこをベジタブルとしてサラダに入れて「ナマで」食べているのですから生でも食べることができます。
しいたけ、ぶなしめじ、ひらたけ、なめこ、まいたけ、くりたけ、はたけしめじ、やまぶしたけ・・・などが
おすすめです。(つまり、スーパーに売っているものにしてほしいということです。)
ひらたけは、「しめじ」として認識できたのですが、下手に手を出すと毒キノコかもしれないそうです。
普通に山にいけば、おなじみのしめじなど取れるそうですが、この夏も毒キノコで入院した人がいたのです。
やはり、自然界のきのこをとって食べるのは、やめておきます。
生活困窮していたら、山に行ってきのことりたいですよね?
(フランスやドイツそして東ヨーロッパでは、森にいってきのこ取っていましたが)
もうひとつには、きのこで稼いでいる人が日本にはたくさんいるので、下手に素人が野生のきのこをとってほしくないために
資格制度ではないけれど、きのこに認証をとらせているので、認証がないきのこを食べてお腹をこわすとニュースになるから
やめたほうがいいという話でした。
つまり、世界ではシェアリング・エコノミーとして主婦がお弁当をつくって、人に配達するサービスが流行っているのですが日本は禁止。
主婦はお弁当を販売してはいけない。保健所が定めた水道が2つ以上ある、手洗い場が2つあるなど・・・そのキッチンを認証して作ったお弁当なら売ってもいい。
という話に似ています。行政が困窮者をより困窮させる・・・こういうのを官製プアっていうんでしたっけ?
さて、2013年のことを思い出しました。
韓国の発酵エキスポでもきのこを売っていましたが、きのこの一覧では、てんぐだけのような派手で美しいものに
書いてあるコメントが「美味しいが、致命的な死をもたらす」と書いてあったりするので笑ってしまいました。
きっと、食べた人が残したことばは、「こんな美味しいものはない・・・しかし。これまでだ、さようなら」といって
息を引き取ったのでしょうか?
#きのこ #糀 #食物繊維 #腸を元気にする #官製プア #発酵ソムリエ