【発酵ソムリエ】関東県内の焼酎蔵を訪問してみませんか?
【発酵ソムリエ】暑い所でないとできない焼酎?そえはなぜか?
ホップをぬいたビールを蒸留すれば、ウィスキー。
ワインを蒸留すれば、ブランデー
では、日本酒を蒸留すれば、。。理屈では、焼酎です。
しかし、コメだけでは糖度が少ないので芋を使った焼酎つくりを見せてもらいました。
この和蔵は、2月にうかがった竹岡酒造と同じ会社が行っています。
この日は原社長がガイドをしてくださいました。
和蔵酒造貞元蔵では、千葉県初の「千産千消」にこだわった本格的な焼酎を製造しています。以下はその特徴です:
- 黒麹仕込み:焼酎の仕込みにおいて、黒麹という特別な麹菌を使用している点が特徴的です。
黒麹は他の一般的な白麹と比べて風味や特性が異なり、個性的な芋焼酎を生み出す一因となっています。
白糀は、奥に向かって伸びますが、黒麹は大きい表面が必要です。そのため、破砕された米でも使えます。この米は、黒麹を培養する培地です。 - 二次仕込法:二次仕込法は、蒸留の前に一度発酵させたものを再び仕込む製法です。この工程により、焼酎の風味や特性をより熟成させることができます。
発酵もろみは、芋で醸します。芋は、芽とヘタなどをとり、皮は残します。皮に栄養と香りがあります。
13度くらいになったら、蒸留です。 - 単一蒸留:焼酎の蒸留方法として、単一蒸留が採用されています。これにより、焼酎の風味が繊細で滑らかな口当たりとなります。
これは、乙をつくる蒸留器です。できあがったら、壺で寝かせます。
これは飲み口がよくなり、香りも違います。38度になっていました。 - 地域産原料へのこだわり:和蔵酒造貞元蔵では、芋・米といった千葉県産の原料に徹底的にこだわっています。
地域の豊かな風土が生み出す原料の質を重視していることが特徴です。
また、柚子酒も和蔵酒造貞元蔵の人気商品の1つです。
柚子果汁をたっぷりと使用し、和蔵の日本酒とブレンドされたリキュールとして人気を集めています。
柚子酒は柚子の爽やかな香りと味わいが特徴であり、特に女性に人気です。
残念ながら、今年はすこし生産をセーブするそうですが、竹岡酒造で冬酒づくりをする同じ杜氏が
焼酎をつくりに夏やってくる珍しい蔵です。残していきたいものです。
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