【発酵ソムリエ】青森の顔、りんごからとれる「りんご酒」シードル
コンパクトシティ構想では、失敗例でも「A-factory」は、素晴らしい施設でした!
青森は、りんごで街づくりをしているだけに、リンゴのオブジェやりんごのお菓子が多いのです。
しかし、発酵といって外せないのは?シードルです。
フランスでは、ガレットとシードルをいただくのが「ノルマンディー地方の名物」ですね。
弘前にあるKimoriというシードル酒造は、今現在は醸造所をアートギャラリーにしています。
しかしながら、青森市がコンパクト・シティ構想で街づくりをしたのに合わせ
A-factoryというシードル工房を海のまえに作りました。
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青森のコンパクトシティ構想は、失敗例として語られることが多いのですが、
AugAという巨大ビルを建てたものの、お願いしていた西武百貨店が
経営悪化して入ることができなくなり、一階以上は公的な施設なのに
地下一階は、生鮮市場になっています。
実際にお伺いしたところ、
コロナ架で、函館の生鮮市場のようなイメージのところが
数人しかお客さんのいない状態でオープンしていて
少し寂しい雰囲気でした。
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青森で一番、おしゃれで活気がある場所がA-factoryではないでしょうか?
(あとは、県立美術館と縄文遺跡)
ここにお伺いして、3つのご自慢のラインをチェック。ここはJRがメインで作ったものなので
確かにひとつのラインはKimoriのスイートやドライでした。
ほかはニッカ(マッサンのニッカです。)
ウィスキーは、熟成に時間がかかるので、りんごジュースを作ったり、シードルを作って
待っていたというのが日果(ニッカ)の創始者マッサンのものがたりでも出てきましたね。
そして、青森という三種。
あまりアルコールが高くないものを300円、あるいは600円、そして900円の
プリペイドカードでカップに好きなものを注ぐティスティング・マシーンを採用していました。
シードルの作り方、といっても日本では、アルコールは1%以上では作れないので勉強としてだけですが。
①りんごを絞る(これは、大量にプレス機で押して作るので、完全にジュースと濾したクズに分かれるもの)
②果汁を濾す
③ガラス瓶(空気を飛ばす管がついた蓋のある瓶」などの瓶に流し込み、エアーロックをオープン。
④アルコール発酵するまで、放置して待つ。
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ぶどうと同じように、りんごについている酵母がりんごの果糖にアルコール発酵して
シュワシュワと泡酒をつくります。
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このシーズン、アメリカではシナモンやオレンジとハーブを鍋に一緒に入れる
りんごのアップルサイダーを作りますが、あれは別物です。
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日本酒では、すっきりしたものを作るのが青森。岩手(南部杜氏)の作り手のようなあまいコクがあるものを好みません。
りんごのシードルは、もとがジュースなので、いろいろ試しているようです。マシーンにあった少し高めのワインライン
アルコール%が強い分、酒税がワイン扱いになってしまうのでプリペイドカードで買えません。
青森をもっとアピールするためにも「りんご」のお酒がノルマンディー地方の名物のように広がればいいですね。
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