2017年5月23日
コングロマリットで始まったキッコーマンの大口は、茂木家。
茂木家の本家は美術館になったけど、お庭には、大豆や小麦の
五穀豊穣を願うお稲荷さんがあり、手水を洗うところに「狐の嫁入り」があります。
ロスで同じテーマで絵があったとき、小躍りするくらい嬉しかったなあ・・・。
モダンですが、実はこの古い庭を借景的に使う絵画風の窓取りしています。
和菓子は、茂木家美術館MOMOAにちなんで桃。
もう一つはコレクションの多い、富士山。
茂木家は、豪商だったので、分家もありますが、そちらは歴史資料館。
なんと分家の母屋が、昔はやんごとなき人が来ていたのに
今は、市民会館。会議なんてやっています。
5月飾りがあちらこちらにあります。
はじめから水洗トイレがあったとか、豪勢な生活だったとガイドが説明。
キッコーマンは、明治から海外を席巻していきます。
コングロマリット。もっとも古い高梨家。上花輪歴史館。
花輪というのは、この地帯のことで仕出し屋の紫乃もここ。
予約を忘れたので中を見れませんでしたが、お庭だけでも十分広い。馬小屋まで
みたけど、「きりん」という小屋が気になったのですが?麒麟飼っていた?
とにかく、一番古くて利根川を使い茨木の大豆を、埼玉の小麦を集めたのです。
塩は行徳から北上させたのだといいます。
やり方を確立したのだそうです。
龜コレクション。できあがりを入れたようです。
キッコーマンは、江戸期の樽しかありませんでしたね。
この蔵で貯蔵し、馬で運んだわけです。
江戸時代、便利。
とはいえ、キッコーマンは明治に外国に目を向けたから
ハッピーになれたことを思うと江戸のように内向きだけでは
ダメなのかも?
・・・あなたは、江戸から何を学びますか?