発酵のフィールドワークとビジコンの審査員 in Osaka

発酵のフィールドワークとビジコンの審査員 in Osaka

大阪に「英語による高校生ビジネス・プラン・コンテスト」の審査員として来ています。

ついでに白味噌を中心とした大阪の味噌文化に迫ってみることにしました。

大源味噌さんのMISOカフェ

こちらは、大源味噌のイチオシお味噌。いろは!

なんと緑豆の大豆を長野県から厳選して取り寄せています。

色も違いますが、お値段も違います!

味噌カフェは二階にあり、お昼は発酵づくしのランチをいただけます。

本日は、わらび餅に味噌ソースをかけたものですが、味噌が邪魔をしない程度に甘いソースです。わらび餅は、葛餅レベルになめらかで、爽やかな舌触り。

おすすめの一品です。

大阪は、商人の街。味噌作りというよりは、全国の美味しいお味噌を

揃えて、お客様の要望に合わせてお出しします。

ここで、合わせて、の意味が誤解されたと思います。

合わせみそ、ではなくて、白味噌以外の茶色味噌、つまり所謂・・・普通の味噌は茶色の味噌です。

代表取締役の安齋さんによると「豆味噌」を「赤味噌」と思い、普通の味噌は赤と白をブレンドしているとほとんどの人が思っているのでは?

という、ご指摘。確かに・・・。

熟成したらすべての味噌は茶色になります。つまり合わせなくても茶色です。 ?

反対に言えば、白味噌は熟成していません。

なんと!つまり糀が糖化してそのままなのですね?だから、甘いのです。

お店は、黒門通の近くですが、訪日外国人には、ちょっと立ち寄り難いPOSHな店構えです。

お土産もかえます。

お菓子も同じく味噌がねり込まれています。チーズケーキのような甘さ。

うっとりです・・・。

 

ここ、台湾?と勘違いする雰囲気です。

白味噌は、12月にお正月のお雑煮用でうなぎのぼりの需要があるそうです。

大阪にいる間に、白味噌のお料理をいただきます。

情報

大源味噌の社長、代表安齋 善行さん