2017年4月9日
茶エンナーレで協賛していただける松下茶園さんに参りました。
海外のお客様が多いということは、農薬をほとんど使ってないということです。
ここは、有機栽培のお茶を作っているので、茶葉を安心して
食べることができます。故に、抹茶も本来いい煎茶用を「てんちゃ」にします。
グッドデザイン賞をとった「富士にくちづけ」というアイディア商品。
陶器ですが、そのままおちょこの用にお茶がいただけます。
一煎目は、アミノ酸が出てあまみ、旨味を味わいます。
茶葉は、掛川深蒸し茶を使用。1gしか入っていません。
全体は、富士山を模しています。お茶に沸騰したお湯を入れて放置。
しばらくして、富士山を重りとして上から押し付けます。
出てきた上澄み液を飲むのですが、茶葉が口に入りませんし、ティーバッグで
味わえない深い味わいが口に広がります。
同じ要領で二煎目。今度は、渋みがでてきます。
エピガロカテキンガレートです。全く違う味わいはマジックのようです。
そして、最後は、この茶葉をいただきます。タラの芽よりも美味しいです。
山菜のようなクロロフィルの味がします。
茶葉にするためには、揉んだり、蒸したり、乾燥させたり・・・。
ある程度の過程をふんだ植物が美味しいというのは、興味深いことです。
ご主人の松下さんは、発酵について詳しい・・・
もしや?
やはり・・・東京農大出身者でした。
東京農大さま、さま。(発酵食品を学んでいると一番お世話になる大学です。)
あなたは、どんなお茶を普段飲んでいますか?