戦後の財界人について

戦後の財界人について

渋沢栄一記念財団の講演会で懐かしい日本工業倶楽部へ。

ここは、昔JALの入社式で使いました。

戦前、戦中のリーダーをマッカーサーがパージしたので、

日本の資本主義はなくなりそうでした。

財閥もかなり皆さん抵抗しましたが、無理やり解体。

安田だけはすんなりだったそうですが。

三井は分家が多すぎてまとまらず、三菱はあの岩崎弥太郎の精神。

ひとり頑張るみたいなのが強すぎて・・・。

 

 

しかし、天皇も財産没収された中で、世の中は一種革命でした。

ここが、日本工業倶楽部を残した意味があります。

 

明治維新をやってこれた誇り。それがこのがれきで残った日本工業倶楽部にあったのです。

そこで、この倶楽部に集まってくる残党を対象にマッカーサーもサポート。

昭和21年のメーデーが労働組合で大事になり、22年にはマッカーサーもこのままでは

日本が共産国になると焦ったのだといいます。

 

渋沢栄一の資料館は、王子にあります。

江戸時代のディズニーランドと私は呼んでいます。

渋沢栄一竜馬と同じ時代に生きたのだから不思議です。

500位上の起業を助けた大実業家。

八幡神社があります。

古墳もある不思議な街です。

戦後のリーダーは、東大出身者だけでできあがります。

つまり、知的リーダーの台頭時代。

池田首相のみ京大です。

渋沢栄一資料館

発酵食品の関係で言いますと、アルコール発酵を発酵食品に入れないのは

やはり発酵食品とは別にする理由があります。

日本ではアルコールのみ財務省が管轄しています。

膳桂之助という日本皆保険(健康保険)にしてくれた天才がいました。

しかも20代で案を通したのです。

労働者ともとことん話し合い。最後はノミニュケーション

そうです。アルコールで最後は糖尿病。せっかく参議院に入っても何の活躍もできない

ボロボロの状態でした。

あなたは、アルコールに何を期待していますか?