2017年5月22日
キッコーマンの御用蔵。もの知りしょうゆ館です。
今でもここで、国産に拘って醤油を作っています。売店で生醤油も2000円近い
ですが、お買い求めできます。
こんな美しい樽は使いません。塗りが施してありますが、タガにまで
塗られています。箍職人すらいない世の中で凄いです。
キッコーマンは実は国内シェアを3割り程度で世の中にはまだまだ
小さな醤油やがいっぱいあります。そこの標準はコンクリートで
こんなタンクは初めてです。しかも空気を送り込む装置付き。
通常は、洗濯機のパイプみたいので空気を送り込みます。
醤油麹の室です。並べ方は様々。
これは、現在の大豆をいれてあるサイロ。小麦は、線路の向こうから
パイプで送られます。
もろみ、Matured Moromi, 6ヶ月の熟成期間がすぎると出荷できます。
現在のもろみ(つまり醤油麹と塩水を足したもの)
タンクの中がガラスで図を通してわかりやすくなっています。
柿渋ではなくナイロンの白いものが水洗いだけのため醤油色になっています。
6回以上使いまわすそうです。絞ったら、火入れして出荷。
流行りの生醤油は、科学的に発酵をとめて出荷。(ちょっと気になりますが、ガイドさんは
説明しません)
昔から今に至る瓶の陳列です。
頼んだおいたひしお弁当。近くの有名仕出しやさんから届きます。紫乃。
おせんべいを焼くのが楽しいです。
醤油ソフトクリームは、銚子と同じですね。
銚子と違うのは、ゲノムとか言い出さないで、あくまで江戸時代のエコロジー。
昔からあるこの万能調味料の凄さという姿勢が崩れません。
あなたは、江戸時代に戻りたいですか?