ヒラキ酒造の思い出

ヒラキ酒造の思い出

あらばしり、って

生酒のことなんですけど、、、。というレベルのお酒を見つけました。

これは、伊豆のお酒ですが、お土産用です。

あらばしりって生で絞りも火入れもしていないので酵母生きてます!って状態のはずなのに、このように瓶に入っています。その上、磨き70%で荒削り。そして・・・醸造用アルコールも添加して。もはや安酒の典型。

ネーミングが痛々しい「あらばしり」でした。

さて、この喜平を作っているヒラキ酒造さま。平喜だから喜平なんでしょう。

なんと掛川の城下に昔ありました。しかも馬車で瓶を運んでいまして、アルプスのハイジよろしく、私は・・・馬車が通る度に追っかけていきました。

しばらくすると・・・日本酒よりもビールが売れていました。

ヒラキという小さなデパートまで作っていましたが、温かい静岡では日本酒適合米と酵母が不足し、岡山に移転してしまいました。

もう少し待っていると、静岡酵母をお隣の袋井市で河村伝兵衛さんが発見したのですが、遅かったのですね。

ところが、最近また静岡でもお酒を作り始めました。昔の名前で出ています。(演歌みたいですね。)

講師の仕事が終わった後、駅前にある楽寿園という国の天然記念物

名勝へ。玄武岩むき出しの池ですが、夏場には水が貯まるそうです。

そのまま、せせらぎ街道へ。

三島は、伊豆と名乗りたいようで、そこかしこに「伊豆、伊豆」と書いてあります。沼津と統合するといいのに?と思いましたが、歴史的には、韮山があったり、伊豆ってスゴいのですよね。